
今回のインタビュー相手はdottの頼れる兄貴たち!
チームリーダーとして活躍するメンバーの中から芳賀・中村・林に登場してもらって様々な業界経験を積んだ3人ならではの視点での話を色々伺いました。
最終回となる今回は、ズバリ!「dott」という会社に向いている人とはどんな人かを聞きました。dottに興味のある方は必見です‼
【ゲスト】芳賀 健、中村 晴哉、林 和也
【インタビュアー】浅井 渉
ーーーーーーーーー
浅井
ここからはリクルートに繋がる部分なんですが、ある程度IT業界で経験を積んでいらっしゃるみなさんに質問です。
「dott」という会社は、「どんなマインド」「どんな志向」の方に勧められる会社でしょうか?
中村
そうですね~。
言い方が難しいですけど、「ガツガツした人」は向いてないと思ってるんですよね。
まず、「技術がすごく好き」っていうのはとても大事な事で、技術が好きな方は向いていると思います。
それとは別に、「僕は僕」「キミはキミ」みたいな、程よい距離感で仲間と協力していけるような方。
仕事はやっぱり仕事なんで、プライベートもあるし、仲がいいけど良過ぎないない、という関係。
そのバランス感覚がある方で、「今いる会社ではやりたいことがやれない」とか「もっとやりたいことがある」っていう人には、やりたいと思った事をやらせてくれる会社なので、すごく向いている会社だと思います。
芳賀
自分も含めた「ヒト」を尊重できる人ですかね。
中村
そうですね。
自分と他人、両方尊重できる人ですね。
浅井
今の「距離感」っていう話でいうと、確かに「dott IO」の忘年会じゃない日の夜とかは、みんなまさに距離感が「いい意味でバグってるな」と思います 笑
中村
あはははは 笑
浅井
飲みに行くっていう人もいれば、ずーっと麻雀打ってる人もいて。
何のために博多に来たんだ!っていう… 笑
ススキノに行った時とかは、「ジンギスカン食べに行く人」「飲みに行く人」「疲れたからホテルで寝るっていう人」と、もう、滅茶苦茶でしたね。
あと、スマブラ大会やるって言って、ゲーム大会する人もいたね。
中村
あ~、いましたね!
浅井
そこは、「何がなんでもみんな仲良しで!」っていう感じではなく、良い距離感だと思いますね。
林
ちょっとズレちゃうかもしれないけど、「もっと挑戦したい人」が向いている気はしますね。
30代も中盤を過ぎてくると、管理職にされるようなルートを辿る人って結構いると思うんです。
でも、そういう事をやりたくない人もいるはずなんですよ。
「技術的にもっと挑戦していたい」とか「現場にいたい」っていう人。
そういう人には、おススメしたいですよね。
自分の経歴を本当に考えた時に、「自分はシステム開発をもっとしていたいのに…」と思ったら、ちょっと考えてみてほしいと思います。
浅井
実は、dottは今回から役員面談で長期的なキャリアを聞くようになりました。
長期的なキャリアを考えた時に、全員がお客さんとの折衝を担当するような立場に進んでいかなくてもいいと思うんですよ。
会社でのキャリアが長くなっても、「技術的に突き詰めたいんだ」っていう気持ちがある人には、そういうキャリアの選択肢も用意しておきたいです。
日本の会社って、技術一本でやってても給料上がらなかったりするじゃないですか。
そういう風にはしたくないなと思っているので、そういう方はdottを考えてもらってもいいかもしれないですね。
芳賀
私の場合、先ほど入社した経緯もお話しましたけど、清水さんがAIの技術をやっていたり、GCPのコミュニティを立ち上げたりしていて、「技術に特化した会社」っていう風に外から見て個人的にはそう見えていました。
なので入社する前は、「私が活躍する場があるのかな」っていう不安はありました。
でも入社してみると、意外と業務系のシステム開発とかもしていて。
「今までの経験が無駄になっちゃうかな」「技術やスキルが無いと入れないかな」って思われる方もいるかもしれないですけど、そんなことは無くて。
小さい会社には小さい会社なりに、いろんな課題とかはあったりするので。
課題の改善とかしながら楽しくコード書いていきたいっていう人は、結構何でもできる会社なので、カルチャーフィットできる人にはおススメしたいと思ってます。
浅井
芳賀さんがたまにコードを書くと、日報に「コードを書くのはやっぱり楽しい」ってだいたい書いてるので。
これは「開発現場に戻らせろ」っていうメッセージかな、っていうふうに裏を読んでしまうんですよね 笑
中村
はははは 笑
芳賀
なかなか悩ましいですね。
dottではオフショアさんと一緒に開発してたりしますけど、やっぱり皆さんの方がコードを書くスピードは早いですよね。
なので、私が書くより皆さんに書いてもらった方が、早いし、綺麗だし、っていうのがあるので、あんまり出しゃばらないようにはしてますけど 笑
人手が足りない時とか、暇な時とか、自分がコードを書きたい時に自由に書く事ができるので、ありがたいなと思いますね。
浅井
林さん何か追加でありますか?
林
そうですね。
大きい会社だと、一つの案件の一部だけをやる、っていう事もあると思うんですけど。
dottだと直接お客さんとやりとりをして、その案件のインフラと言いますか、全てをコントロールできることも多いので、そういう事をやってみたい人にも向いているのかな、と思いました。
浅井
確かに、代理店とかが間に入ってくる事もありますからね。
dottの初期にありましたけど、間に入るとやっぱり難しい案件になるケースは多いんですよね~。
林
ふふふ 笑
浅井
今は、dottが提案することを認めてくれる、信頼できる代理店としか関わっていないですけどね。
林さんが言っている事は、確かにありますね。
ーーーーーーーーー
浅井
さっき芳賀さんの話で、「入る前にちょっと不安だった」っていう話があったと思うんですけど。
ハリーと林さん的には「入る前の不安要素」って、どんな所でしたか?
林
知ってる方々と仕事するっていう時に、期待されすぎていると嫌だな…って 笑
浅井
「大した事ねーな」って、思われるから 笑
林
だから、あんまり縁故入社はしたくなかったんです^^;
浅井
はははは 笑
林
今は色んな経験とか技術とかを共有して、受け入れてもらってますけどね。
浅井
「大した事ないと思われる」っていうのは、中途採用あるあるかもしれないけどね。
林
だから、結構、勇気がいりますよ。
しかも、知ってる人の中で仕事するのでプレッシャーです。
中村
僕は技術的な部分で、「今までやっていなかった分野」という事に若干の不安はありましたけど…。
それよりは、小さい会社なので「人間関係で仲良くなれるかな」っていう不安はありました。
大きい会社だと、そこの部署がダメでも「異動すればいい」っていうのがありますけど、小さい会社はそれは難しいじゃないですか。
そういう意味では、「この転職が失敗したら、もう一回転職するしかないんだ」っていう不安はありました。
浅井
今のdottは、ペアプロ面談とかフローに入ってますけど、あれが無かった頃って、その人が「いい奴かどうか」って所しか見なかったんですよね。
今思えば、あれでよく初めのころ問題起きなかったなって思ってます 笑
小さい会社っていう事に関して言えば、本当に最初の浅井・清水しかいなかった状態で入社する人で、親が心配するっていう事はありましたね。
なので、親に「大丈夫な会社ですよ!」ってプレゼンしたのが1回ありました 笑
中村
はははは! 笑
浅井
今は幸い、会社の規模的に新卒の子を採っても、親が心配するっていう事はなくなりましたけど。
ただ、ハリーも言ってましたけど、会社の規模的に人間関係的に馴染めなかったら地獄ですよね。
うちの会社はプロセスとして、社長面談を行った後に、CTOが参加するペアプロ面談があります。
そして、最後に「カジュアルトーク」っていう、自分が「こういう属性の人と話したい」って思った人の属性を指定して、その人と雑談するっていうフローになっていて。
そこが合わないと思ったら遠慮なく「ちょっと、僕このメンバーの中でやっていく自信ないです」っていう風に、伝えていただければいいんじゃないかなと思います。
ーーーーーーーーー
浅井
dottでは役員面談を年に2回やっていますが、そこで今の3人の名前がちょいちょい出てきます。
本来の話の趣旨とはちょっとずれてしまうんですが、3人がdottの20代の若手に対してアドバイスを送るとしたら、どんなアドバイスをしますか?
芳賀・中村・林
う~~~ん
浅井
みんな同じ悩み顔してる 笑
林
あ、ありました!
「肩書を大事にしてほしい」っていう事ですかね。
dottのホームページって、肩書を自分で書けるじゃないですか。
浅井
はいはい、そうですね。
林
みんな簡単に自分の事を「エンジニア」って書いちゃってますけど、「バックエンドエンジニア」って名乗ればバックエンドの依頼も来ますし、話も集まってきます。
今のスキルと合ってなくてもいいので、やりたいことを肩書にしちゃうとそういう話とかも来るので、肩書を大事にしてほしいなと思います。
課長とか部長とかそういう肩書じゃなくて、「どういうエンジニアになりたいのか」「どういうデザインをやりたいのか」そういう事が伝わる肩書を大事にして欲しいですね。
浅井
実は、エンジニアなのに、肩書にエンジニアって書いて無いのがうちには1人いて。
「最高筋肉責任者」っていう風に書いてる奴がいますが 笑
それ以外、みんな普通に「エンジニア」って書いてるもんね。
なるほど、確かに「名前から入る」っていう所もありますよね。
中村
いろいろ大事な事ってあると思うので、難しい所ではあるんですけど。
ひとつ思うのは、「何のために作ってるのか」っていうのをいつも忘れないようにして欲しいなと思います。
僕らの仕事っていうのは、お客さんに何か課題とかやりたい事があって、それを解決するためにやっている仕事で、それを作ることで、お客さんの課題が解消されて喜んでもらえるっていう仕事です。
技術を使う仕事ですが、技術がすごいんじゃなくて、その技術で「何かができる」からすごいんです。
技術に捕らわれずに、「技術を使う目的」をいつも意識して、仕事に活かしていけるといいのかなと思います。
浅井
補足するところは無いくらい完璧です 笑
中村
はははは 笑
浅井
芳賀さんお願いします。
芳賀
すばらしいお二人の話の後で、何を話そうかなと思うんですが…。
私自身は、ラクして生きるために仕事をしていたり、農作業をしてたり、プログラムを書いてたりしています。
基本的にエンジニアって怠惰な生き物なので、「ラクするためにどうするか」っていうのをいつも考えてるんですよね。
私もそれを二十数年やってきているので、身に染みついちゃってるんですけど。
ハリーさんも言っていましたけど、コードを書くのが仕事じゃなくて、お客さんの課題を解決するのが仕事だっていう話で。
人がラクをするために、何とかして解決する仕組みをつくるっていうのが仕事になってくるかなと思っています。
コードを書くのが仕事じゃなくて、お客さんがラクになれば、それが仕事になる。
いかにラクをすれば生活が豊かになっていくか、っていうのを考えていけば違う世界が見えてくるんじゃないかなと思いますね。
浅井
ありがとうございます。
dottの若手メンバーもこの記事を読むと思うので、ここは響いて欲しいところですね!
ーーーーーーーーー
浅井
最後に、この記事やいろんな所からdottの事を知って、転職先として会社に興味を持ってくれている方に向けて、それぞれメッセージをお願いします。
中村
この記事を見てもらって興味を持ってもらっているという時点で、縁があったんじゃないかと思います。
楽しく仕事したいという方は、dottは向いているんじゃないかと思うので、一緒に楽しく仕事しませんか?
林
ここまで見てもらって、dottに興味を持ってもらっていると思うので、そういう方はぜひ一度お話しましょう!
芳賀
この記事を読んでらって、小さい会社なので、不安に思う部分もあるかもしれないですけど。
意外と継続して仕事があります 笑
それから、新しい技術ばっかりかというと、そればっかりでもなく、昔ながらの受託開発もあったりして。
安定的に仕事が続いていますので、幅広く活躍する場がある会社です。
どちらかというと、スキルマッチよりもカルチャーフィットの方が重視されるかなと。
興味があったり楽しそうだなと思ったら、カジュアル面談はいつでも募集していると思うので、自分の強みや想いをぶつけてもらって、自分に合うかどうかっていうのを試してもらうというのも一つの手かなと思うので、ぜひぜひ応募してもらえればと思います。
浅井
はい。みなさんありがとうございました!
中村・林・芳賀
ありがとうございました~!
終