今回のインタビュー相手はdottの頼れる兄貴たち!
チームリーダーとして活躍するメンバーの中から芳賀・中村・林に登場してもらって、様々な業界経験を積んだ3人ならではの視点での話を色々伺いました。
第一回目は、現在3人が担当している主な仕事についての話と前職からdottに入社した経緯を聞いていきます。
【ゲスト】芳賀 健、中村 晴哉、林 和也
【インタビュアー】浅井 渉
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浅井
今日はdottから、いわゆるリーダーポジションで活躍している3人をお呼びしました。
3人が実際にどんな仕事をしているのか、それからどういった経緯で、またはどういう理由でdottに入ったのか、という事もお聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
芳賀・中村・林
よろしくお願いします。
浅井
では早速、自己紹介から!
経歴などを簡単に教えてください。
年齢順でいきましょうか〜。
芳賀
では私からですね 笑
dottに入って4年目になる、芳賀と言います。
IT業界に入ってもう、20数年この仕事をやってます。
なので、一番年齢が高いということです^^
若い時は官公庁向けのエンプラの仕事をしていました。
プログラマをやったり、開発リーダーをやったり、幅広く役職を担当させてもらっていました。
浅井
dottに入るまでずっと、そういったお仕事をされていたんですか?
芳賀
dottに入る前の30代以降の仕事としては、製造業やラーメン屋さんのチェーン店など地方の事業会社さん向けのシステムや、関東圏の事業会社さんの社内外のシステム開発のリーダー兼プレイングマネージャーみたいな仕事を担当させてもらってました。
そんな感じでクライアントワークをしながら、VisualBasicからオープンソースを経て、クラウドネイティブの時代までいろいろやってきた人間になりますね。
今日はよろしくお願いします。
浅井
よろしくお願いしま~す。
では、次の方!
中村
はい、中村です。
僕の経歴ですが、今ちょうどdottに入って2年半くらい経ったところです。
社会人になってからだと、もう15年くらい経っているはずです。
前職は、いわゆるSIerと言われる会社にいました。
入社してすぐは、金融系の大規模向けのプロジェクトとかを3年くらいやって。
その後、中小規模の製造業向けのパッケージがあったんですけど、そのカスタマイズとか導入支援の仕事をしていました。
実際にお客さんの所に行って調整したり、自社に戻って開発のリーダー的なポジションで開発を進めるという事を、12年くらいそのチームでやっていました。
浅井
10年以上、同じチームで仕事をしてたんですね。
中村
そうですね。
なので、前職の時はJavaだったりC#だったり、そういうエンタープライズ向けの言語とWindowsサーバーとかを使ってオンプレで、みたいなところをずっとやっていて。
そこから、「ちょっと何か違う事がやりたいな」ということで、dottに拾ってもらってここにいるというような感じになります。
よろしくお願いします。
浅井
「拾ってもらって」っていうより、今は「救ってもらって」るんですけどね 笑
はい、じゃあこの中で一番の若手のあなた。
林
はい。若手と言われていますが、見た目は一番年をとっていると言われている林です 笑
浅井
ふふふ^^
そこは誰も、フォローしないんですね 笑
中村
あははは^^
林
歳は、今年で36歳になります。
私は会津若松市生まれで、地元の会津若松市のSIerとして13年くらい働いていました。
本当にいろんな事をやりましたけど、基本的には自治体向けのシステムですね。
実際に市民・町民の方が見るような、インターネットに公開されているシステムをメインにやっていました。
最初はやっぱり開発から入ったんですけど、徐々にリーダー的な立ち位置になっていっていきました。
浅井
具体的には、どんなことをやってたんですか?
林
お客さんへの提案とか仕様調整の打ち合わせしたりとか、社内のプロジェクトを管理したり、はたまた機器の選定とか、機器構築とか、プログラム書いたりとか、本当にいろんな事をやっていました。地方あるあるなんですが、全部やっていたという感じです。
浅井さんとはもともと、前職や色々なコミュニティの中で知り合っていて、ご縁があって2年と数か月前にdottに転職してきました。
はい、以上です。
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浅井
はい、ありがとうございます。
今、林さんの話の中で「会津若松で働いていた」っていう話が出てきましたけど、芳賀さんと中村さんはそれぞれどうゆうところで働いていたんですか?
芳賀
そうですね…。
色々なところで働いていたけど、官公庁の仕事をさせてもらっていたので、主に東京で派遣や出向で働いていたことが多かったですね。
浅井
芳賀さんは、地元は福島県郡山市でしたっけ?
芳賀
うん、地元はそうです。
30代過ぎてからは地元の案件だったり、都内の案件も地元に持ち帰って仕事をさせてもらったりしていたので、地元で開発をさせてもらっていました。
そして今は、完全にフルリモートで仕事させてもらっているので、自宅で仕事させてもらってます。
中村
僕は大学の頃から東京にいたんですけど。
東京の会社に入ったので、仕事場はだいたい東京とか横浜とかのプロジェクトをやっていました。
製造業のお客さんの場合は、全国各地のお客さんの所に行ったりもするので、出張は結構行ってましたねー。
新潟とか関西とかに出張しながら、基本的には東京で仕事をしてるっていうような感じでした。
浅井
今、住んでるのは長野ですよね?
中村
はい。dottに入る時に、ちょうどそのタイミングで長野に移住しようと決めていたので、今は長野の方でフルリモートで仕事をさせてもらってるって感じですね。
浅井
なるほど、ありがとうございます。
3人ともリーダー的な仕事をしているけど、みんなフルリモートっていうのは面白いですね。
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浅井
さて、「リーダー的な仕事」ということでみなさんに話を聞いていますが、より具体的に行っている仕事を、言える範囲で教えてください。
芳賀
リーダー的な立ち位置でやらせてもらってますが、dottという会社自体がそんなに人が多くない会社なので、「何でもやってます」っていうのが答えになります 笑
浅井
確かにそうですね 笑
芳賀
その中でも、主に私の方で担当させてもらってるのは、LINEさん、今だとワークスモバイルジャパンさんという会社さんと、LINE AiCallという電話応答サービスの開発リーダーという立ち位置で仕事をさせてもらっています。
コードを書くっていうところは、他のメンバーにやってもらった方が早かったりするので、私は顧客折衝とか仕様設計とか、エンジニアをまとめるリーダー業を担当させてもらいながら、たまにコードを書いてるという感じで仕事をさせてもらっております。
中村
僕は、一緒に仕事をしている会社さんがおりまして。
その会社さんからの「こういうのがあるんだけど、どういう風にできるか相談にのってもらえませんか?」というシステムに関する相談に乗りつつ、一緒に開発をしていくっていうような感じでやってますね。
エンドユーザーさんは、医療系の方々が使うシステムを広げようとしていて、それを今は進めてます。
浅井
相手の会社さんとは、どんな風に仕事を進めてるんですか?
中村
リーダーの方と一緒にやっているんですが、開発は僕の方で担当していて、仕様含めてエンドクライアントの要望に対する相談をしながら、dottのメンバーと形にしていくという、そんな仕事の進め方をしています。
浅井
ありがとうございます。
では、林さんお願いします。
林
今月から始まった新しい仕事なんですが。
言える範囲というのが難しいですね…。とあるモノに情報を発信して、それを受け取って見た人を管理していこうっていうシステム、かな。
顧客のチームリーダーと仕様調整したりとか、チームの状況管理とかをしています。
浅井
林さんは、他にもやっているプロジェクトがいくつかありますよね?
林
ですね。前職の経歴を活かして入札案件とか、地方自治体への提案活動とかをやっていたりとか。
その中で必要な技術的な仕様とか企画を社内のみなさんと一緒に考えて、まとめて提案するという活動をしています。
あとは、dottが昔からやっていたシステムの運用保守をやらせていただいています。
浅井
林さんは平行して進めている案件の数が、この中でも一番多いんじゃないかと思うんですけど、そういうマルチプロジェクトみたいなのは得意な方なんですか?
林
ずっとそうやってきたので、大丈夫だとは思っているんですけど。
最近はやっぱり、頭が回らなくなってきましたね 笑
浅井・中村
あははは^^
林
頭が回らなくなりつつはあるんですけど…。
自分の経験の中からとか調べれば答えにたどり着けるものをやっているので、今はそんなに苦ではないですね。
浅井
極力、案件数を増やしすぎたくないし、今できているからと言って同じ事を「10年続けてください」っていうのは流石に大変だと思うので、下の育成も考えなくてはいけませんね。
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浅井
じゃあ次に、みんなそれぞれ違う会社でキャリアを積んできて、それから何か目的や理由があってdottに入ってきたと思うんです。
そのきっかけや入社した理由を、お聞きしてもよろしいでしょうか。
林
浅井さんやdottの活動は、Facebookの漫画などで公開されていたので昔から知っていて、前からdottのファンで、いい雰囲気の会社だなっていう風にずっと思っていました。
浅井さんとは以前から知り合いで、光栄なことに何度か声をかけて頂いていたんです。
ただ一番のきっかけは、すごくタイミングが良かった事です。
その当時、浅井さんに「ゴールデンウイーク明けに話そう」って言われていたんですけど、そのゴールデンウイークの時に僕、3日くらい休日出勤していて。
浅井
ゴールデンウイークなのにね 笑
中村
ははは 笑
林
「何でこんなことしてるのかな?」って思ったのが、一番のきっかけですね。
そこで、「あぁ、もう転職しよう」って思いました。
浅井
あははは 笑
林
前から雰囲気がいい会社だなと思っていたし、浅井さんも前から知っているし、芳賀さんとも元々知り合いだったので。
「知り合いの方もいるし、いい雰囲気で仕事ができそうだな」と思って決意したという感じですね。
浅井
なるほど。
僕は前職の会社に、ある意味感謝しないといけないですね 笑
じゃあ、次の方〜。
芳賀
はい、その流れで私からお話します。
林さんが言ってた通り、私も浅井さんとは前から面識があって、浅井さんがTwitterだったり、会社のブログだったりで「こんな事やってるよ」っていうのを発信していて。
CTOの清水さんも、AIの機械学習の開発で「こんな事やってるよ」とか、「こんなの作ってみたよ」っていう発信をしていたんですよね。
それで「楽しそうな事してるな~」って、前々から思っていました^^
浅井
芳賀さんの務めていた会社が、ブラックだったわけではないですよね 笑
芳賀
私は、前職はブラックではなかったんですけど 笑
ちょうど、関わっていたプロジェクトが、一旦、幕引きするというタイミングがあって。
良い機会だし、今までやっていたことをちょっと変えてみるのもいいかなと思って、チャレンジという意味合いも含めて「dottで活躍できますか?」という事を浅井さんに相談しました。
その結果、気づいたら入社していた、という感じです 笑
浅井
芳賀さんが入る前に僕が書いていたブログ記事って何だろう?
芳賀
レンゲとか…、「レオナルド(現在のdott社内ツールの前身)」とか。
浅井
あ~!はいはい。
芳賀
あの時、機械学習ってまだそんなにメジャーじゃなかったんで。
浅井
確かに。珍しい時期だったかもしれないですねえ。
芳賀
クラウド上で機械学習ができない状況で、GPU買って載せないと今でいうLLMとか動かせない状況だったんですけど、それを自社でやってるっていうので「面白そうだな」って前々から感じていました。
あとは、一番大きいのは2015年のハッカソンですね。
そこで、2日間で浅井さんと清水さんがアプリを作り上げて、優勝賞金をかっ攫っていったっていうのがありますね。
その企画力と技術力がすごいなって思って「楽しそうだな」と思ったのが、一番最初のきっかけかもしれないですね。
浅井
まだ、僕がコードを書いていた頃ですね。
今のdottの若い人たちは、僕は「コード書けない人」って思ってるかもしれないです 笑
芳賀・中村
あはははは 笑
浅井
郡山でやったハッカソンでしたっけ?
芳賀
「Connect 2015」ですね。
浅井
ああ、そうだそうだ。懐かしいですね~。
では、最後に中村さんお願いします。
中村
この中だと、僕は特殊な経緯で転職しています。
元々、前職で10年目を過ぎた頃から「転職したいな」と思っていて、先ほど言った通りエンプラ系の仕事をずっとしていたんですけど、今後はクラウドとか使ってWeb系の技術が伸びてきそうだなと思っていたんです。
その辺の仕事をやりたいなと思って転職活動をしていたら、浅井さんに声をかけていただいた、というのがきっかけです。
浅井
Twitterで見かけてビビッと来て勧誘してしまってましたね。
中村
そうそう。
で、浅井さんと一度話をした時に、具体的に何の話をしたかは覚えてないんですけど、すごく「言っていることが面白いな」っていう風に思って。
話が面白いだけじゃなくて、興味深いというか、先のことをすごく考えているな、っていう部分にすごく共感しました。
あとはサイトとかを見て、「何か面白そうな会社だな」っていう事を思って。
こっちは、単純にマンガとかを読んで「面白いな」っていう風に思ったんですけど 笑
やっていることも僕のやりたかった事と近かったし、楽しそうだし「挑戦してみようかな」っていうのが入社の決め手ですね。
浅井
うんうん。
ありがとうございます。
そうすると、芳賀さんと中村さんはdottとしてやっていた「情報発信」が、入社のきっかけとして特に大きかったんですかね?
HPとかFacebookとかで、かなり初期の頃からずっと情報発信は続けてきたんで、そうだったら嬉しいんですけど。
芳賀
そうですね~。
中村
僕の場合は、それしか情報源が無かったですからね。
浅井
そうですよね。
面識が完全に無い状態からの入社ですもんね。
あとは、3人とも共通しているのがタイミングの良さですよね。
新しいチャレンジっていうタイミングもそうだし、ゴールデンウイークのタイミングっていうのもそうだし。
過去の記事で「会津大OB・OGトーク」っていうのをやったことがあるんです。
その時の長山君の話にも出てくるんだけど、その時、ちょうど長山くんの転職活動がうまくいってない時期で、僕が声をかけたら「これは渡りに船だ!」っていう事で入って来たっていう話があるんですよ。
そういうのもあって、タイミングはすごい重要なんだなって感じますね。
はい。
じゃあ次に、他の会社も知っている3人の目線で、dottの「良いところ」「悪いところ」を聞かせてください!
次回に続く