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vol.2 札幌AI道場 中間報告会

札幌AI道場
こんにちは!保住です。

前回のvol.1 札幌AI道場に参加に続いて中間発表会でチームの状況を報告してきましたので、レポートします。
本記事の内容は、AI道場の活動の流れ、中間発表までに取り組んだこと、中間発表の様子の3点になります。

AI道場の活動の流れ

活動の流れは前回の記事から大きく変わらず以下のように進めてきました。

  • 各自作業(今は調査がメイン)
  • 毎週: チーム定例
  • 隔週: AI道場全体定例

各自作業

各自作業では、担当した技術について調査したり、提供されたデータを用いてAIのプログラムを書いてどの程度の精度が出るか検証します。
私達のチームでは画像を扱う課題に取り組んでいるため、画像認識の深層学習のモデルや3Dスキャンの技術調査をしています。

チーム定例

チーム定例では、各自の作業の進捗共有や今後の作業の方向性のすり合わせをします。
私達のチームでは試した技術や手法の結果を共有して、実用性はあるか、改善するなら次に何をすればいいかを議論します。
メンターの方が「こんな懸念もある」「こういうことも試すといいかも」と助言をしてくれることも多々あります。

AI道場全体定例

AI道場全体定例ではチームの進捗を他のメンターや他のチームの方に共有します。
全チームの共有が終わったら、メンターによるAI(機械学習、深層学習を含む)に関する座学を受講します。
新しい技術であったり、メンターご自身が実際に経験したプロジェクトでの使用例を交えながら講義してくださるので、非常に貴重なものと感じています。

これら3つの流れを回していくのが、AI道場での活動のメインストリームとなって来ると思います。

中間発表に向けて取り組んだこと

発表内容の選定

まずは、各自の調査結果を整理し、その中から中間発表で報告する内容を決めました。
各自が取り組んだことをほぼ全て報告することになりました。

資料作成

資料作成はチーム全員で分担しました。実は最初のチーム定例で役割分担をしており、資料作成担当者も決めており、隔週のAI道場全体定例の資料を作っていただいていました。
中間発表用の資料は上記+αになるため、なるべく特定のメンバーに負荷を集中させないために分担するようにしました。(負荷を集中させないというのもチームで決めたことです)
私達のチームは8人おり、3チームに分かれて1チーム1つの技術について調査、検証をしています。
資料の大枠はその3つの技術1つ1つの状況の報告となっており、各自担当する技術のスライドを作成しました。

中間発表の様子

会場

会場はキックオフと同じIKEUCHI Labでした。

引用: https://ikeuchi-lab.com/guide

発表の流れ

当日は課題提供企業の方々、総師範、師範(メンター)、事務局の方々、門下生が会場に集まりました。課題提供企業の方々が最前列に招かれており、その方たちへの中間報告になります。

プログラムは以下の通りです。

  • 開会式
  • 総師範の挨拶
  • 課題提供企業の紹介
  • 各チームの発表
  • 発表
  • 課題提供企業からのコメント
  • 質疑応答

発表の雰囲気ですが、やはり課題提供企業をお招きしているため緊張感がありました。
ただ、課題提供企業の担当者様からのコメントでは、どのチームも好感触なご意見をいただけていたと思います。
また、質疑応答では普段接することが少ない担当外のメンターの方からも助言をいただけ、非常に有意義でした。

懇親会

終わった後は、ビール片手にピザとお菓子を食べて親睦を深めました。
主な話題は、普段どう時間をやりくりしてAI道場の活動をしているか、本業の方はどんなことをしているのか、などの道場外の話が中心。
他にもチームメンバーの良い動きを褒めあったりなど和やかな空気でした。

週1でチーム定例を開催していますが、そこでは雑談の時間は取れていなかったのでみんなのバックボーンや調査中に感じていた不安などを共有できたことは今後のチームでの活動を考えると非常に良い時間だったと思います。

まとめ

今回は、中間発表というマイルストーンを中心にどうやって準備をし、当日はどんな様子だったのかをお伝えできたと思います。

9月下旬にチームが発表され全員初対面の中活動が開始、10月中旬には企業へのヒアリング、11月中旬に中間発表というスピード感でここまでこれました。
チームメンバーが全員自律的に動き、建設的に議論してくれることや、メンターの適切な助言があってこそだと感じています。

これから後半戦に向かって更に気を引き締めて取り組んでいきたいと思います!