業務支援アプリ「KIRARINN-AI」
AIりんなの技術を使用したバックオフィス業務支援アプリ「KIRARINN-AI」の開発
AIりんなを開発したrinna社様の技術を採用した、Slackから対話形式で簡単に利用できる業務支援アプリの開発。
Summary
Slack上で勤怠登録や社内資料の検索を行うことができる、業務支援アプリ「KIRARINN-AI」を作成しました。
KIRARINN-AIでは勤怠登録、社内資料の検索、問い合わせへの返信内容提案、これらの内容をSlackからアプリにメンションをつけて指示を出す事で、実現することが可能となります。
昨今バックオフィス業務の自動化やデジタル化が進められる一方、新しいツールの導入による学習コストが高くなってしまい、利用者の業務効率が下がってしまうケースが見られます。
今回rinna社様のAIりんなの技術を使用させて頂く事で、人と会話するかのように指示を出す事を実現することができ、導入への抵抗感や学習コストを下げる事ができたと考えています。
Technology
SlackからのイベントをGCP(Google Cloud Platform)を介してfreee, rinnaの各種APIと連携しています。
○Slack
Botが受け取ったイベントをSlackのEvents APIを使用してGAEへ送っています。
○GAE(Google App Engine)
SlackのEvents APIでは3秒以内にレスポンスを返却する必要があるため、受け取ったイベントは一旦CloudTaskへ登録し、レスポンスを返却しています。
○GCT(Google Cloud Tasks)
GAE経由で登録されたRequestをアプリのAPIへ送信します。
アプリ側で受け取ったRequestの内容に応じてfreee APIやrinna APIを呼び出して各種処理を実行しています。
○Firebase
各種設定値を保持しています。
マルチテナントに対応する為SlackのTeamId毎に値を管理しています。
○rinna
ECCEとRecommendation APIを使用しています。
ECCEは雑談用のAPIで雑談処理と打刻処理の返答時にはECCEから返事を返すようにしています。
Recommendation APIは事前に登録した知識データから回答を提案してくれるAPIで社内規則の検索や問い合わせの返信内容を提案する際に呼び出しています。
rinna社については下記サイトを参照ください。
https://rinna.co.jp/
Product
本プロジェクトで開発した「KIRARINN-AI」の詳細は下記サイトをご参照ください。