Summary
介護現場では嚥下能力を失った人に対する食事が課題となっています。その解決のために分子調理メソッドを利用した介護食「にぎらな寿司」が開発されました。
弊社ではその完食率をスマホアプリで撮影した画像から機械学習を用いて推測するシステムを作成しました。
これにより患者様の食の嗜好のデータ化とそれを元にした栄養素の添加、次回メニューに生かす仕組み、完食率とリハビリの相関の分析などが実現可能となります。
Technology
TensorFlowのObject Detection APIを使用してレンゲの抽出〜レンゲの先端部分の抽出、レンゲの内容物の特定を行っています。
内容物の特定時には、
・画像分類
・ヒストグラム化して画像分類
のアプローチを試しました。