日本版DBSの議論が活発になってきています。
※日本版DBSとは:子どもや 弱い立場にある人々と接する仕事をする人の性犯罪歴をチェックする制度です。
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「男性保育士への風当たりが強くなると、『男性保育士を採用しない』という園も出てくるかもしれません。でも、男性保育士を排除してしまっては、子どもが接する大人の多様性も保てなくなります。子どもは、『声が高い人もいれば、低い人もいる』『力の強い人もいればそうでない人もいる』といったことを体感しながら、成長していくんです」
集英社オンライン
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止揚(しよう)という、矛盾対立する2つの概念を、一緒にして統一する考えがあります。
例えば、世の中には「安全な場所」もあるし、「危険な場所」もあります。この二つは相反するものですが、一緒にすれば「世の中には安全な場所も危険な場所もある」という段階に進化させる事ができます。
乳児や幼児が、成長にしていくにつれ様々な場所を知ると考えると、人間も相反する事の進化を繰り返して成長していく事がわかります。
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「性犯罪は絶対にだめだし、DBSにも賛成している。ただ、同時に加害者がなぜそういう(性加害を与える)ことになったのか、ということも想像していただきたい。加害者自身が虐待や性加害を受けていた可能性もある。そういう背景を想像した上で対策を講じない限り、性犯罪が減ることはないと思う」
弁護士JP
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男性保育士だけでなく、全ての保育士・大人がこの議論をきっかけに子どもを守る為にできる事を考え続ける社会になってくれたらと思わずにはいられません。
日本版DBSの議論や課題、取り組んでいる事がありましたら是非ホイクタスに投稿して頂けたらと思います。
▼ホイクタス