おしらせ

朝日新聞に掲載されました!デジタル地図で被災前の能登再現プロジェクト

今回は、弊社の最高技術責任者(CTO)である清水俊之介が取り組んだ特別なプロジェクトが朝日新聞に掲載された件についてご紹介します。
このプロジェクトは、能登半島の地震前の姿をデジタル地図に記録し、後世に伝える試みです。

『絵画修復士ら「被災前の地図」を後世に ボランティア2千人がかりで』(朝日新聞2024/05/21)

この地図を復興が進んだ節目ごとに記録することで、能登が復興していく姿を色々な人たちが目にすることができます。

「dott」のはじまりも震災から

そもそも、弊社の起業に至った経緯も東日本大震災に由来するものでした。
震災後の社会貢献として、数々のハッカソンに参加し復興に貢献できる様々なものを作ってきました。
その取り組みの中で、清水と現在の代表取締役の浅井が出会い、この「dott」という会社が生まれ少ないながらも地域に雇用を生み出すまでに至りました。

今まで、それなりに社会貢献はしてきました。
けれど、私たちはこうした活動を通して、「そこに産業がなければ本当の復興につながらない」ということに気がつきました。
そこで地方において、AIを用いた産業の育成につながればという思いで、これまで学生たちにボランティアで弊社が得意とするAI技術を教えてきました。

AIの教材「AI STUDIO」誕生へ

しかし、教えて行く中で、ボランティアとしての取り組みだけでは継続性に乏しく、しっかりとした技術教育を行うことができない、という問題に直面しました。
地方においてAIで産業を生むためには、AIを使える人が増えることが重要です。
そしてそのためには、そもそも教えられる人を増やす必要があります。

都市部に比べ地方では、AIに触れる機会がどうしても少なくなります。結果、AIを教えられる人がいないというのが現状です。
そこで、私たちは継続性や教育の頻度といった面で、ボランティアでは実現できないレベルのコミットが必要だと実感しました。

AIを学ぶための教材「AI STUDIO」を開発しました。

AIの基礎的な知識から「AIを自分で作る」まで、AI人材育成における弊社がこれまで培ってきたノウハウをこの教材に凝縮。
AI人材の育成を、より確実に高いレベルで行うサポートをしていきます。

弊社の取り組みが、人材不足や効率化で悩む日本の多くの産業の手助けとなり、また各地の震災などで被災された地域の方々の復興の後押しとなることを願います。

「AI STUDIO」 https://aistudio.jp/