地図のWikipediaとも言われるOpenStreetMap(OSM)を用いて、世界的な人道支援を行うHOT(Humanitarian OpenStreetMap Team)のVoting Memberに、弊社の清水が選出されました。
HOTとは、国境なき医師団や赤十字など、世界中の人道支援に関わる団体や個人と連携し、OSMを使って災害や紛争などの被災地の地図を作成する活動をメインに行っている国際的な非営利団体です。
2010年のハイチ地震や2011年の東日本大震災の際にも、HOTのメンバーが被災地の地図を作成し、被災者の救助に役立てました。
HOTの活動に対して投票権を持つメンバー(Voting Member)は、日本人としては4人目の選出となり、これまでのHOTの活動への貢献や今後の技術的支援活動を評価していただきました。
以下、清水よりのコメントです。
「この度、HOTのVoting Memberに選出いただいたことを非常に嬉しく思います。
ご推薦くださった現Voting Member、福島のOSMチームとして活動する中で、地図の書き方から貢献の方法までご指導いただいた皆様、そしてOSMやHOTの活動に携わってきた世界中のすべての方々の力をお借りして、このような役割を拝命することができたと感じております。
皆様に感謝を申し上げるとともに、これからはHOTの活動を広げる立場としても誠心誠意努力して参りますので、よろしくお願いいたします。」